2020年7月29日【勉強会報告】山下埠頭に次世代都市を
建築家の山本理顕氏、同じく建築家の北山恒氏、そして株式会社アーキネット代表取締役の織山和久氏のグループが提出した「横浜IR(統合型リゾート)の方向性(素案)」のパブリックコメントの内容についてお話を伺いました。
職住一体の町家を核に観光客も引き寄せる街の計画を提案し「カジノありき」ですすむ横浜市に、真っ向から対案を示した内容となっています。
山下埠頭に人口2万人規模の次世代都市のをつくり、津波に備える高さ7メートルの地盤を築き、街路の両側に4階建ての「21世紀の町家」を建てる。住民は高齢化が進む郊外などから募り、住みながら働く。屋上には庭園を設け、ホテルを造る。外国にルーツがある人たちが住む街区も設け、住宅地全体を観光地化するという発想です。
これには闇雲にIR構想を推し進めるのではなく、異なる提案にも是非耳を傾けてほしいという思いも込められています。
短い時間でしたが貴重な意見交換の機会となりました。
会派としても市民の皆さんの声に耳を傾け、引き続き議論を深めていきたいと思います。